前年度に筑波実験林でアライグマの生息が確認されたため、今年度も茨城県アライグマ防除実施計画に基づき、防除を行った。捕獲を担当する職員がつくば市のアライグマ防除従事者登録を行った上、箱わなを設置した。2021年7月から2022年3月まで76回設置したが今年度は捕獲出来なかった。
中型獣捕獲用箱ワナ
アライグマ用ワナ
筑波大学山岳科学センター筑波実験林の哺乳類相を把握するため、2021年4月~2022年3月に、自動撮影カメラ調査を行った。自動撮影カメラは、定点調査地2か所と、不定期調査地3か所に設置した。カメラの機種はSP2、CL2、Trail Camera等を使用した。カメラで撮影された哺乳類は、タヌキ、ハクビシン、アライグマ、二ホンイタチ、ノネコ、二ホンアナグマ、イノシシ、ネズミ類であった。
イノシシ(2021年12月2日撮影)
アライグマ(2021年10月15日撮影)