令和6年度はメール審議を含めて3回のイニシアチブ会議を開催し、山岳科学センターの重要な案件である以下の3件について議論を行なった。
昨年度までの重点課題のうち、「草原の生態系サービス評価」が環境省環境研究総合推進費に採択されたため、以下の2課題の重点課題に支援を行なった。(1)流域内の多様な立地における土砂管理に向けた土砂動態のプロセス解明(代表:山川陽佑、配分額43万円)(2)山岳県・長野県における野生動物・外来生物の集団動態評価および管理のための研究基盤整備(代表:津田吉晃、配分額41万円)(3)その他、個別研究課題として7課題について12〜16万円の支援を行うこととした。
環境系学位プログラムと共催で「2100年の山や森を守るために」と題したシンポジウムを開催することを決定した。