昨年度に引き続き研究成果を活発にプレスリリースした。職員・学生の受賞が相次ぎ、特に津村センター長は両陛下の御臨席のもとで「みどりの学術賞」を授与された。大型外部予算の獲得に成功し、今後3年間の研究活動の活性化が期待される。イベントも活発に行われ、メディア掲載も多数あった。詳しくは5-6. 広報活動実績をご覧ください。
プレスリリースに力を入れて大幅に増えた前年度は16件であったのに対して2022年度は17件で、引き続き研究成果の発信が活発にできている。特に注目されたプレスリリースは下記のものだった(プレスリリースページを紹介したFacebook投稿のリーチ数に基づく)。
その他のプレスリリースはこちらをご覧ください。
当センターの三つの重点課題の一つを下敷きにして、大型予算の獲得に成功し、2023年度から3年間実施される。重点課題等の研究活動の活発化が期待される。
環境研究総合推進費・委託費(問題対応型) 「歴史が生み出す二次的自然のホットスポット:環境価値と保全効果の「見える化」」、代表:田中 健太 准教授、課題番号:4-2305 体系的番号:JPMEERF20234005、実施年度 2024~2026年
反響の多かったニュースを挙げます(フェイスブックページのリーチ数による、複数発信の場合は合計)。
[イベント]
[自然の便り]
菅平高原実験所の宿泊施設では、感染対策として2~8人部屋を個室利用としていたため、以前の40名以上の宿泊定員が2020年度には13名まで減少していた。2021年度に学内予算を獲得して部屋の仕切りや換気設備などの施設改修を行い宿泊定員を20名まで増やし、2022年度には施設整備を続けて宿泊定員を4名にまでことができた。コロナ禍の3年間の間、MSCのステーションで行っているいくつかの実習で延期、部分中止、中止などの措置が必要となったものの、大部分の野外実習を実施することができた。徹底的に感染対策に気を配りながら、全国的にみても極めて多くの野外実習を開催し、宿泊を伴う研究・教育利用を受け入れた。