2.MSCのこの1年

昨年度に引き続き研究成果を活発にプレスリリースした。イベントも活発に行われ、メディア掲載も多数あった。詳しくは5-6. 広報活動実績をご覧ください。


研究成果のプレスリリース

プレスリリースに力を入れて大幅に増えた2022年度は16件であったのに対して2023年度は13件で、引き続き研究成果の発信が活発にできている。特に注目されたプレスリリースは下記のものだった。

その他のプレスリリースはこちらをご覧ください。


受賞

教員

  1. 松井哲哉教授が日本森林学会賞を受賞
  2. 津田吉晃准教授が森林遺伝育種学会のベストアクセス賞ゴールデンアクセス部門を受賞
  3. 上條隆志教授がBEST FACULTY MEMBER表彰
  4. 奥脇亮助教が日本地震学会若手学術奨励賞を受賞
  5. 津村 義彦 教授(生命環境系/山岳科学センター長)が令和5年「みどりの学術賞」受賞

学生

  1. 小沼佑之介さん(津村義彦教授指導)が日本森林学会で学生ポスター賞を受賞
  2. 秋成怜美さん(岡根泉准教授指導)がアジア国際菌学会でベストポスター発表賞を受賞
  3. 名田卓磨さん(岡根泉准教授指導)がアジア国際菌学会でベストポスター発表賞を受賞

予算獲得

菅平高原実験所の田中健太が代表として、独立行政法人環境再生保全機構の令和5年度環境研究総合推進費に申請していた研究課題「歴史が生み出す二次的自然のホットスポット:環境価値と保全効果の「見える化」」が採択されました(2023年度から2025年度、2023年度予算額:35,200,000円)。草原と表土の歴史が長い場所を「生物多様性ホットスポット」として全国的に地図化するとともに、そのホットスポットが私たちの暮らしにとってどのように大切なのか、どうしたら守ることができるのかを研究します。特に長野県上田市・須坂市をモデル地域として、スキー場、山城跡、ため池の土手のように、人の暮らしに結びついて守られてきた場所を重点的に調査する計画です。なお、本研究課題は、山岳科学センターが機能強化プロジェクトとしてサポートした研究課題がベースとなります(2022年度重点研究3)。

詳細はこちら

その他の外部研究資金活動実績はこちらから


反響の大きかったニュース

反響の多かったニュースを挙げます(フェイスブックページのリーチ数による)。


コロナ禍の教育

2022年度までのコロナ禍の3年間の間、MSCのステーションで行っているいくつかの実習で延期、部分中止、中止などの措置が必要となったものの、大部分の野外実習を実施することができた。徹底的に感染対策に気を配りながら、全国的にみても極めて多くの野外実習を開催し、宿泊を伴う研究・教育利用を受け入れた。2023年度は、コロナ禍以前の受入体制に戻った。

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