2021年度も、社会貢献・地域連携活動はコロナ禍の影響をかなり受けた。しかしながら、 対面活動ができない分、YouTube等オンラインを活用した配信がコロナ禍前よりも大幅に増加した。そこで今年度より、オンラインによる映像等の配信も社会貢献・地域連携活動の一環とした。
菅平高原実験所では、コロナ禍の影響を受けながら、イベント、出版・執筆、映像配信において多様且つ多数の活動を展開した。ボランティア団体「ナチュラリストの会」の果たす役割は大きい。
八ヶ岳演習林では、映像配信の数が突出していた。その内容も、観察した動植物を撮影したものから、演習林内の登山口を紹介したもの等多岐に渡っている。
井川演習林では、小中学生・地元住民向けの自然災害・防災講演の実施や小中学校のコミュニティ委員を務める等地域に密着した地域連携活動を展開した。
筑波実験林では、附属病院と連携したリワークデイケアをコロナ禍前とほぼ同数実施した。また、動植物等の動画やPDF 資料の映像配信も行った。