菅平湿原で外来植物を引き抜く環境整備

2021年5月24日(月)、菅平高原で外来植物を引き抜く環境整備を行いました。菅平水土里会(みどりかい)と環境省上信越高原国立公園管理事務所の連携事業として、筑波大学山岳科学センター、菅平ナチュラリストの会、NPO法人やまぼうし自然学校も参加して、27名での作業となりました。

オオハンゴンソウは外来生物法で栽培・移動等が規制されている特定外来生物。菅平高原では2箇所に侵入し、今ならまだ根絶できる可能性があります。今回は大松山の数百㎡の群落で活動しました。

オオハンゴンソウの葉。茎が立ってくると1mを超えていきます

みんなでオオハンゴンソウを地下茎ごと引き抜いていきます

オオアワダチソウは重点対策外来種に指定されています。菅平湿原の河道工事による盛り土部分などに侵入しています。今回は数百㎡にわたって密生している群落で活動しました。

みんなでオオアワダチソウを引き抜きます。途中で切れないように、できるだけ根系ごと引き抜きます

1m以上つながっているオオアワダチソウの根系がうまく引き抜けました

最後まで残って作業した人で集合写真

こうした活動を通して菅平本来の動植物を守り、訪れる多くの人に自然の魅力を楽しんでいただけることを願っています。