公開実習

里山管理実習

里山管理実習

単位 1 単位
標準履修年次 1・2 年次
時間割 春C集中
担当教員 門脇 正史

授業概要

本実習では学内における林・調整池において、竹林の間伐や水質浄化のための水生植物管理及び外来水生動物の捕獲調査・駆除といった里山管理の体験をする。これらを通じて里山管理・保全の方法を学びキャリアに活かすことを目的とする。(過去の実習のようす

備考 開催場所:山岳科学センター筑波実験林7/9(火)-7/12(金)、上限は10 名程度。※全国公開実習(山岳学位プログラム専攻の学生を優先します。定員になり次第受け入れない場合があります) 。宿泊施設がないため、各自で確保していただく必要があります。
教育目標との関連 里山は身近な山であり、人々の生業・生活の中で維持されてきた特殊な山である。また、一般的には生物多様性が高い環境である。しかし、近年は管理放棄や外来種が優占するなど多くの問題を抱える。これらの現状を把握すると同時に基礎的管理法への理解を深める。
授業の到達目標 里山の管理法を体験し、外来種の捕獲・野外調査を通した里山保全法の基礎を習得して、本学位プログラム修了後のキャリアに活かすことを目的とする。
授業計画 学内の林や調整池を主として、薪炭林・竹林管理やスイレン除去等の里山管理体験、外来種の捕獲・野外調査等を実施する。実施時期・場所は7/9(火)〜7/12(金)、筑波大学山岳科学センター筑波実験林10時集合。 第1日 実習ガイダンス、安全講習 調整池の水質調査、水生外来生物捕獲トラップ設置、スイレン除去 第2日 前日のトラップ回収、水生生物の同定・計測 淡水性カメ類トラップ設置、竹林間伐・薪炭林管理 第3日 カメ類トラップ回収、カメ類同定・計測 釣りによる外来生物の捕獲・同定・計測、データ集計 第4日 つくば市の里山・水田等の実地調査 別途小論文(論述試験)を実施。
履修条件 定員10名。定員を超過した場合、履修制限することがある。山岳科学センター公開実習にもなっているが、山岳学位プログラムの学生を優先する。
成績評価方法 6割以上の出席者を評価対象者とし、最終日に小論文(論述式試験) を課す。
オフィスアワー 山岳科学センター筑波実験林 029-853-2555 kadowaki.seishi.gf at u.tsukuba.ac.jp
受講生に望むこと 野外調査で泥深い所にも入るし高温での作業になる場合があるので汚れることを前提とした服装が必要になります。多少の雨でも実施するので合羽も必要です。具体的装備は下記を参照。 野外実習向けの服装・装備:長袖長ズボン、長靴、合羽、帽子、タオル、飲物等。 一般の授業に必要な用具は当然持参すること。
欠席の場合の措置 無断欠席の場合は履修放棄とみなします。
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