動物学野外実習
単位 | 1.0単位 |
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担当教員 | 八畑 謙介, 佐藤 幸恵 |
授業の到達目標及びテーマ | 菅平高原実験所をフィールドとして野外活動を行ない、アニマルトラッキング(カモシカ、タヌキ、キツネ、テン、イタチ、ハクビシン、ノウサギ、リス、ネズミ、飼い犬、飼い猫、鳥類などの足跡の追跡、糞などの生活痕や巣穴の観察)、バードウォッチング(マシコ類・アトリ類などの冬鳥、カラ類・カラス類・キツツキ類・キジ類などの留鳥、ホシガラスなどの漂鳥、コクマルガラスなどの迷鳥の観察)、雪上昆虫(雪渓に現れる無翅のカワゲラやガガンボ、トビムシなど)や越冬節足動物(ワラ巻に隠れたり土壌中に越冬している節足動物)の観察などを通して、典型的な中部山岳地帯の積雪期における動物を中心とした生物の生き様に学び、生物に対する実物に即した認識を深める。 |
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授業の概要 | 冬の菅平は、雪に閉ざされた極寒の地となります。この実習では、菅平高原実験所をフィールドとして野外活動を行い、典型的な中部山岳地帯の積雪期における、動物を中心とした生物の生き様に触れます。跳ねるウサギ、それを追うキツネの姿を足跡からたどり、餌を探したり雪上や木の枝を移動する鳥を観察します。生物に対する実物に即した認識を深めながら、動物たちの冬期の活動や生き様を探究します。 |
授業計画 | 授業計画は目安であり、気象条件により変更される。
第1回 ガイダンス、厳冬期の菅平高原実験所の利用上の注意等(八畑・佐藤) |
テキスト | オリジナルテキストを配布する。 |
参考書・参考資料等 | 授業中に適宜指示する。 |
学生に対する評価 | 実習期間中に課す課題により評価する。 |