授業の到達目標及びテーマ |
遷移と(1)森林動態、(2)樹木の多様性、(3)樹木の種間競争、(4)炭素蓄積、との関係の中からテーマを選び、定量的な調査と解析を通じて探究を行い、その成果を発表する。 |
授業の概要 |
森林の様相や構成種は立地や遷移段階によって全く異なる。この実習では、菅平高原実験所周辺の、異なる遷移段階にあるアカマツ・ミズナラ・ブナ林をフィールドとして、樹木同定、成木・実生調査、ロープ木登り調査を通じて、遷移と(1)森林動態、(2)樹木の多様性、(3)樹木の種間競争、(4)炭素蓄積、との関係について探究する。 |
授業計画 |
2024/9/24(火)~9/28(土)に菅平高原実験所で実施(人数制限がある場合があります)。筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所集合・解散。 第1日:集合 (13:00)、オリエンテーション、樹木同定練習 第2日:アカマツ林の調査 第3日:アカマツ-ミズナラ混交林の調査、ロープ木登り調査 第4日:ミズナラ林の調査、林冠タワー調査、自由研究課題成果発表 第5日:ブナ林調査、樹木同定試験 第6日:清掃、片付け、まとめの講義、解散 (10:30) |
参加費用 |
期間中の宿泊費・飲食費として約12500円を予定。 やむをえず欠席の場合は5日前までに連絡すること。それ以降は食事代(上記費用の半額以上)を全額負担。 |
テキスト |
オリジナルテキストを配布する。 |
参考書・参考資料等 |
1)山溪ハンディ図鑑14 樹木の葉 実物スキャンで見分ける1100種類. 林 将之. 山と渓谷社. 樹木図鑑を初めて買う人に今一番おすすめ。自分の図鑑があると学習効果が高まる他、旅も楽しくなります。 2)森のスケッチ. 中静 透. 東海大学出版会. 森林の成立や動態の第一人者によるユニークで分かりやすい本。 |
学生に対する評価 |
森林調査による自由研究発表、樹木同定試験、実習への取組姿勢によって評価する。 |