「2025森林フィールド講座・八ヶ岳編〜八ヶ岳の森と生物」が行われています。
北海道大学と連携校による2025森林フィールド講座(八ヶ岳編)が昨日から行われていています。
昨年の様子はこちらで
初日は15時に恵みの森管理棟に集合し、学生宿舎で宿舎利用説明・安全講習を行いました。
その後に北海道大学と連携校の山形大学・信州大学・琉球大学・筑波大学の研究・演習林の説明がありました※高知大学は二日目に…
二日目は午前中に川上演習林、午後に八ヶ岳演習林と恵みの森構内で植物観察や野生動物(痕跡含め)観察、希少種保全の紹介がありました。
また川上演習林でカラマツ以外の針葉樹の林でもあるサワラ林の見学や、カラマツ更新伐地の見学をしました。
お昼に事務所へ戻る前にヤマネの巣箱点検もしていただき、2頭のヤマネが観察できました。
最初の1頭は元気よく巣箱を飛び出し、近くの低木に止まりました。
2頭目は動画でも撮影しました。
午後は八ヶ岳演習林で川上演習林との林況の違いや湿原の植物の観察です。
そして恵みの森に戻ってビオトープや希少な針葉樹の見本林見学です。
今日は再び全国の最高気温の更新があったそうですが、野辺山でも今季一番の暑さで30.6℃と真夏日になりました。
明日は八ヶ岳の白駒池周辺での亜高山帯林の観察、明後日は午前中に実習の取りまとめをして午後に解散の予定です。