森林総合実習2024が行われています。Ⅱ

今週の月曜日から行われている森林総合実習ですが…

三日目は植栽木伐倒、樹幹解析用の円板採取、それに最新の機器を使用した森林構造解析です。

区画内の植栽木の胸高直径を測った後に各自1本、ノコギリで伐倒します。

伐倒した後は枝払いをして樹幹解析用の円板を採取します。

昼食後に森林構造解析のための計測を行いました。※森林3次元計測システムOWL(アウル)に付きましては昨年の森林総合実習のお知らせに詳しく取り上げています。

四日目は川上演習林でニホンジカによる獣害調査です。

調査終了後の帰り道でも全周剥皮されたウラジロモミを観察し、少しですがヤマネも観察して頂きました。

昼食後は下刈り作業体験です。

下刈り鎌の使用方法を説明した後に約10mの距離の草を刈っていただきました。

しかしここにきて小康状態だった天気が変わり雨に降られてしまいました。

少し雨が止むのを待って作業再開です。

そして無事に作業を終え、森林総合実習のメニューをほぼほぼ終えることができました。

明日は宿舎清掃後に各自帰路に着きますが、当初、台風の接近でどうなるのか?わからなかった日程でしたが、臨機応変に対応し無事故で滞りなく森林総合実習を終えられそうです。