森林総合実習2025が行われました。
今週は森林総合実習が行われました。※昨年の様子はⅠとⅡをご覧ください。
学生宿舎で宿舎利用時の注意点を説明の後、管理棟のセミナー室で実習期間中の安全講習がありました。
二日目は植栽木の測定(毎木調査)や枝打ちと伐倒、そして樹幹解析用の円板を伐倒木から採取しました。
黄色のヘルメットの班は太い木で樹幹解析したいと選木して…苦労していたので先生も助太刀です。
無事に太い木も倒せて、樹幹解析用の円板はチェンソーで採取しました。
二日目の夜業は森林解剖の講義があり…
三日目の午前中は実験棟で植物解剖の実習で顕微鏡で木材組織を観察してスケッチをしました。
午後は八ヶ岳演習林に行き、湿原周辺の自然林の毎木調査をしました。
三日目の夜業では採取した円板で樹幹解析を行いました。
四日目の午前中は恵みの森の草原ゾーンで下草狩りを鎌で行いました。
草原ゾーンは苗を植えていないので、自生のニセアカシアを苗に見立てて周辺の草を刈りこみました。
その様子を360度カメラで撮影していますのでご覧ください・
9mの高さから
4mの高さから
四日目の午後は川上演習林に行き、カラマツ植栽地でニホンジカによる剥皮被害の調査体験です。
皆さん、数々の実習メニューでお腹いっぱいだったと思いますが…お決まりのヤマネ巣箱調査体験でヤマネを観察して頂きました。
最後はニホンジカによる全周剥皮害で枯れたウラジロモミを見て宿舎に帰りました。
実習最終日は宿舎の清掃をして実習取りまとめのレポート作成の注意点を聞き解散となりました。
今年の森林総合実習は特に天候に恵まれ野辺山でも汗ばむ中、無事故に実習を終えられ一安心しました。