陸域フィールド実習(自然保護寄付講座)をレポート!

8月5日から8月8日にかけて、大学院生を対象とした「自然保護寄付講座陸域フィールド実習」があり、6日午前中はヤマネの巣箱調査体験と植物採取がありました。

井波技術専門職員による安全講習の一字一句を佐伯先生が留学生の方へ同時通訳されているのが印象的でした。

川上演習林に移動し、林道沿いに架けてある巣箱を交代で開けていきます。

今年は川上演習林で東京農業大学の4年生 安井さんが卒業研究で、架設高さ別の巣箱自動撮影法によるヤマネの巣箱利用状況を調査されていますので、赤外線センサーカメラに映ったヤマネの映像を見せていただきました。

そして巣材の入った巣箱を見つけると簡易観察台に移しヤマネを観察していただきました。

十分にヤマネの観察を終えると上條先生が高枝鋏で切り取った樹木の枝先を標本採取しながら出発地点に戻りました。

今年も無事に(ヤマネを観察していただき)実習補助の役割を終えることができ安堵いたしました(八演 杉山)。