呉羽正昭教授がスキーリゾートに関する著書で2つの学会賞を受賞

本センターの呉羽正昭教授(地球環境科学分野・地誌学分野)は、著書『スキーリゾー トの発展プロセス−日本とオーストリアの比較研究−』(2017年二宮書店刊)が高く評価され、日本観光研究学会および地理空間学会からそれぞれ学会賞を受賞しました。

2019年5月20日に日本観光研究学会総会が開催され、2018年度第12回日本観光研究学 会学会賞観光著作賞(学術)に、呉羽正昭教授の著書『スキーリゾートの発展プロセス−日本とオーストリアの比較研究−』(2017年二宮書店刊)が選ばれ、授賞式が行われました。観光著作賞(学術)は、観光研究の進歩・発展に貢献した学術著書が選ばれるものです。資料やヒアリング調査等に基づき、スキー普及の歴史や、世界のスキー場の整備状況等を整理した上で、日本におけるスキー場の発展過程と近年の衰退状況、オーストリアにおけるスキーリゾートの発展・成熟化の対比的な分析を通して、スキーリゾートに必要な要素や整備プロセスを解明した研究書として評価されたものです。 また、2019年6月20日の地理空間学会大会では、同書が評価されて2019年度地理空間学会賞学術賞を受賞しました。学術賞は、特に顕著な研究業績を公刊した会員に授与されるものです。

本書は下記サイトにて紹介されております。ぜひご覧ください。 

http://www.ninomiyashoten.co.jp/item/978-4-8176-0423-1