季節の便り~筑波実験林より~

10月になりました。晴れた日中はまだまだ汗ばむ日もある筑波です。

 

彼岸花があちこちで咲いています。 

  

見本園では数株ですが白い彼岸花も見ることができます。

(残念ながら今年の白い彼岸花は既に枯れてしまったので、来年探してみてください!)

 

上から見ると、花火のようです。

一つの茎からいくつもの花が咲いてひとつの花のように見えていることがよくわかります。

 

園内の木々には実が生り、彩りを添えています。

コムラサキの実

ガマズミの実

 

カラスウリ。真っ赤になる前はウリらしい模様をしています。

 

ヤブツバキの実

少しかじられたのか、種の中が見えていますね。

 

こちらはホウジャクという蛾です。花の蜜を吸っています。

ホバリングして飛んでいる様子は、ハチドリのようにも見えます。

 

スズメバチも花の辺りを飛んでいることがあります。見かけた場合は、刺激せずゆっくりとその場を去っていただくよう、お願いいたします。

 

(写真、文 岡田)