森林総合実習をリポート!
8月31日から9月3日にかけて筑波実験林で森林総合実習を実施しました。
例年は八ヶ岳演習林で行われている実習ですが、コロナ対策のため、今年はつくばでの実施となりました。
実習2,3日目は伐倒演習と樹幹解析をするグループと木材解剖と毎木調査をするグループに分かれて交代で学びます。
伐倒演習のグループは樹木の伐倒について指導を受けた後、班ごとにスギを伐倒しました。
倒したスギは樹幹解析のために玉切りして持ち帰り、実験室で樹幹解析を行いました。
もう一つの木材解剖のグループは午前中に木材解剖を行った後、午後からループ道路でメタセコイヤとスズカケの毎木調査を行いました。
最終日となる4日目は午前中に中型哺乳類による農業被害実態の観察をT-PIRCへ行った後、筑波実験林で中型哺乳類用罠を設置しました。
午後はコナラ・クヌギ林にて鎌による下刈り作業をし、圃場にきのこの原木となるエノキとクヌギの苗木を植え付けました。作業後、一部の学生は刈払機での草刈りも体験しました。
暑い中での実習でしたが、大きなアクシデントもなく、無事終了いたしました。皆さん、お疲れ様でした。(筑波実験林 佐藤)