高島勇介特別研究員らの論文がMicrobes and Environments誌 2020年度 選考委員会特別賞を受賞
筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所の高島勇介(日本学術振興会特別研究員PD、津田研究室;当時所属 茨城大学農学部)および出川洋介(菅平高原実験所/生命環境系 准教授)らによる論文 “Aposymbiosis of a Burkholderiaceae-related endobacterium impacts on sexual reproduction of its fungal host” について、本論文が掲載された Microbes and Environments 誌より2020年度「選考委員会特別賞」が授与されました。
書誌情報
Yusuke Takashima, Yousuke Degawa, Tomoyasu Nishizawa, Hiroyuki Ohta, Kazuhiko Narisawa. (2020). Aposymbiosis of a Burkholderiaceae-related endobacterium impacts on sexual reproduction of its fungal host. Microbes and environments, 35 (2) ME19167. https://doi.org/10.1264/jsme2.ME19167
授与理由はこちら>> 日本微生物生態学会HP、2020 Microbes and Environments 論文賞選考結果のお知らせ
本研究は、特定の菌類内生細菌が菅平高原実験所を基準標本産地とする菌類(Mortierella sugadairana)の有性生殖を阻害することを示した研究成果であり、本年度高島が受賞した日本菌学会奨励賞の受賞において中核をなす成果でした。
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