出川洋介准教授らが東北獣医師会連合会長賞を受賞
令和3年度獣医学術東北地区学会において、福島県中央家畜保健衛生所の神川綾香らによる学会発表が「東北獣医師会連合会長賞」を受賞しました。
演題:Lichtheimia ramosa による子牛の真菌性脳炎
受賞者氏名:神川綾香、岩永海空也、今井直人、島田果歩、出川洋介、花房泰子、芝原友幸
選考理由:「Lichtheimia 属真菌による子牛脳炎で胎内感染によると推察される初の報告である。子牛の真菌性脳炎の感染と病態形成に関する価値ある報告である。」
本学会発表の内容は、下記の学術雑誌(査読あり)に掲載予定です。
Striatal necrosis caused by Lichtheimia ramosa in a neonatal calf Mikuya Iwanaga, Ayaka Kamikawa, Naoto Imai, Kaho Shimada, Yousuke Degawa, Yasuko Hanafusa, Tomoyuki Shibahara Journal of Veterinary Medical Science 83(12) 2021年12月
doi: 10.1292/jvms.21-0499
本研究は、農研機構動物衛生研究部門(花房)と菅平高原実験所(出川)との共同研究の一環として、接合菌類(ケカビ門)Lichtheimia 属の系統分類学的解析の部分を担当し、実施されました。