李知彦さんが日本菌学会第68回大会で学生優秀口頭発表賞を受賞
2024年5月17日から19日、青森県八戸市にて、日本菌学会第68回大会が開催されました。同大会で、菅平高原実験所に在籍する李知彦さん(生物学学位プログラム 博士課程後期3年)が、「西日本におけるカマドウマか昆虫を宿主とする腸内外両生菌類の多様性」と題した発表で学生優秀口頭発表賞を受賞しました。
本研究は、近畿、九州から南西諸島に至る、洞穴や鍾乳洞などに生息する4属12種2亜属のカマドウマ科昆虫345個体を検討し、新たに計1新属6新種を発見したというものです。活発な質疑があり、参加者の方々にも大いに関心を持っていただいた様子で、李さんも喜んでいました。
また、本研究は令和5年度の琉球大学熱帯生物圏研究センター共同利用・共同研究の助成、および、日本学術振興会特別研究員奨励費特別研究員奨励費(24KJ0485)をいただき実施されました。昨夏の現地調査に際しましては、琉球大学の松浦優先生に多大なご協力をいただきました。記して感謝いたします。
(文・出川洋介)