甲虫の仲間①
筑波実験林で見られる虫のうち今回は甲虫の仲間①です。
わりと知られているものを中心に紹介します。
タマムシ

玉虫厨子として有名なタマムシです。
まずは、頭部のアップ写真です。

次に飛び立ちですが、腹部を下にした状態で飛び立ちました。

木の葉の上に乗ると見つかりづらくなりました。野外では7・8月に高い木の上を飛んでいるのが観察できることがあります。実験林では見られる数は少ないです。
カブトムシ

夏季に成虫として野外に現れます。
樹液に集まっているのを観察することができます。
スズメバチが樹液に来ていることがありますので観察の際はご注意ください。
コカブト


極めてまれにしか見つかりませんでした。
写真は冬期に木材を粉砕する前の細断(薪割)時に現れた個体です。
大きさは2cm程度です。
ノコギリクワガタ

カブトムシと同様に夏に成虫が見られます。実験林で見られる数が多くないです。
コクワガタ

5月より9月あたりまでの長い期間野外で見られます。数多くは見られません。
こちらも冬期に細断(薪割)していると木の中で見られることがあります。