下田・菅平交流会を開催

静岡県下田市にある下田臨海実験センターと菅平高原実験所は、筑波大学の遠隔地ステーションとしての課題を共有し解決を図るために毎年交流会を開催しています。2025年は菅平を会場として、11月21日、下田と菅平、そして筑波キャンパスの教職員も集合し交流を深めました。

21日は最初に教員、事務職員、技術職員に分かれ、職種別の情報交換会を行いました。技術職員については今回筑波キャンパスの生命環境系技術室から5名が参加し、施設の見学と、筑波と遠隔地で異なるそれぞれの業務について意見を交わしました。

次に、全体で合同の連絡会を行いました。下田と菅平の近況報告と職員紹介に加え、夏に集中する学生実習の受け入れやクマ対策について話し合いました。

合同連絡会
合同連絡会

そして翌22日は前日からの参加者と共に、今年5月に亡くなった田中健太准教授を偲ぶ会を開催しました。菅平高原実験所の出川洋介(生命環境系 准教授)と津田吉晃(同)が田中准教授の功績や思い出の写真を紹介したあと、一同で菅平を出発し、フィールドワークの場だった上田市塩田地域のため池を見学しました。土手に生える希少種を一緒に守ってきた地元の方と、研究室の学生にも解説いただき、参加者は研究活動にかけていた田中准教授の熱意を知ることができました。

思い出の写真紹介
思い出の写真紹介
枡池の見学
枡池の見学
地元の方による解説
地元の方による解説
キクタニギク
キクタニギク
塩吹池
塩吹池
記念撮影
記念撮影