山梨大学の実習対応をしました。
今日から明後日まで山梨大学大学院総合研究部の環境生物学実習が行われています。
初日は午後から八ヶ岳演習林タワーでミズナラ群落内外の光環境測定と陽葉・陰葉のサンプル採取及び植生観察が行われました。
最初に四点式安全帯(フルハーネス)の装着方法とタワー昇降時の注意点を説明しました。
その後、班ごとにタワーの頂上ステージと中間の位置で光量を測定されていました。
そして光量を測定した位置の近くのミズナラの葉を採取されていました。
サンプル採取したミズナラの葉は実験棟でスケッチや形質観察・葉の面積や厚さの測定・気孔密度の測定等を行うそうです。
2日目の午前中は川上演習林で植生観察されました。
量水堰堤の場所まで移動し植物を観察しながら、更新伐地でもシカの剥皮被害木を観察されていました。
広報用の写真を撮り終え林内巡視を行いながら戻る最中にシカの群れを見かけました。
動画でも撮影しましたのでご覧ください。
十数頭はいると思うのですが、ミズキ等の広葉樹の樹皮食害やカラマツ植栽木での角擦り害など、シカの痕跡が益々増えています。