自然保護寄付講座 陸域フィールド実習(2回目)が行われています。

昨日から2回目の大学院生を対象とした「自然保護寄付講座陸域フィールド実習」が行われており、21日午前中は川上演習林でヤマネの巣箱調査体験と植物採取、午後は八ヶ岳演習林で植物観察・採取がありました。

前回と同様にヤマネは目の高さに架けてある巣箱と高所に架けてある巣箱を50個ほど点検して、

高所架設の巣箱点検の様子

今回もヤマネが1頭観察できました。

 

ヤマネの観察を終えてアクリルケージに巣箱を戻すと、ヤマネが自ら巣箱に入ります。

そして高所に巣箱を移動している最中にヤマネが跳びだし、カラマツの幹に止まりました。

しばらくカラマツの幹にヤマネが止まっていましたので、360度カメラでも撮影してみました。

※左クイックしたままのマウスやスマホを動かして実習が行われている川上演習林の様子をご覧いただければ幸いです。

ヤマネの観察が終わって、出発地のゲートまで樹木採取をしながら戻ります。

その後、事務所に戻って遅めの昼食をとり、午後は八ヶ岳演習林の湿原周辺の植物を観察しました。

その様子も360度カメラで撮影してみました。

現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、6部屋ある6人部屋を1人で使用していただき実習の受け入れ人数が制限されるため、2回に分けて陸域フィールド実習が行われました。2回とも何事もなく実習対応が出来まして、安堵しました。

今回の実習でもそうですが、北海道大学の連携予算でご購入いただきました高枝鋏や360度カメラを活用させていただき、円滑な実習対応が出来まして、真にありがとうございます。