10月27日 うえだ5大学リレー講座「未来学科」を開講

 

上田市では、これまでも市内にある大学機関と連携し、大学の枠を超えたリレー講座「未来学科」を開講してきました。

本年度から、当該リレーの一員に筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所も加わることとなり、その最初の講座が、10月27日(土)に菅平高原実験所において開講されました。

会場の都合から定員は35名という設定となりましたが、ほぼ満席に近い30名を超える市民がお集まりくださいました。まずは町田龍一郎教授による「メガダイバーシティーを誇る昆虫~彼らのサクセスストーリー~」と題する講義を熱心に聴講されました。

そのあと、菅平高原実験所に在籍する大学院生の小嶋一輝さん、武藤将道さん、山本鷹之さん、愛媛大学の福井眞生子講師(研究のために当地に滞在中)および本実験所の金井隆治技術専門職員をナビゲーターとして、施設内のキャンパスツアーが行われました。

このツアーでは、透過型電子顕微鏡、走査型電子顕微鏡、蛍光実体顕微鏡、ウルトラミクロトーム、準薄ミクロトーム、臨界点乾燥機、真空蒸着装置などの見学のほか、実際に観察もしていただきました。

普段耳にすることのない話題や研究設備に興味をもたれたのか、受講された皆さんからは、様々な質問が投げかけられていました。