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絶滅危惧種カワアナゴ Eleotris oxycephala のマイクロサテライトDNAマーカー開発

筑波大学生命環境科学研究科の山川宇宙(生物科学専攻後期1年)、筑波大学生命環境系の今孝悦助教、Faulks Leanne Kay 特任助教、津田吉晃准教授らの研究グループは、絶滅危惧種カワアナゴのマイクロサテライトDNAマーカー40座を開発し、その有効性および遺伝的多様性について野生2集団を用いて調べました。これらのマーカーは、本種の遺伝構造や集団動態の歴史を評価できるだけでなく、気候変動に関連した黒潮の海流変動がどのように黒潮域に分布する生物に影響を与えるのか評価予測する際にも、重要な遺伝ツールになると期待できます。

 

タイトル(英文):Development of microsatellite markers for the endangered sleeper Eleotris oxycephala (Perciformes: Eleotridae)

タイトル(日本語):絶滅危惧種カワアナゴ Eleotris oxycephala のマイクロサテライトDNAマーカー開発

著者名(英文):Uchu Yamakawa, Shingo Kaneko, Ryosuke Imai, Leanne Kay Faulks, Koetsu Kon, Daisuke Kyogoku, Yuji Isagi and Yoshiaki Tsuda

著者名(和文):山川 宇宙、兼子 伸吾、今井 亮介、Faulks Leanne Kay、今 孝悦、京極 大助、井鷺 裕司、津田 吉晃

雑誌名:Genes & Genetic Systems

巻数・頁:不明

早期公開版:https://www.jstage.jst.go.jp/article/ggs/advpub/0/advpub_19-00007/_article/-char/ja

要旨:カワアナゴ Eleotris oxycephala は、黒潮流域に分布する両側回遊魚である。本種は近年、河川の人為的改変の影響などにより生息が危ぶまれ、各地で絶滅危惧種に指定されている。本研究では、本種のマイクロサテライトDNAマーカー40座を開発した。これらのマーカーは、本種の遺伝構造や集団動態の歴史を評価し、保全を進めるのに役立つであろう。

 

カワアナゴ Eleotris oxycephala
カワアナゴ Eleotris oxycephala

 

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筑波大学 筑波大学山岳科学センター