冬の自然観察会が開催される
令和2年2月1日(土)、冬の自然観察会「氷瀑の大明神の滝と冬の生き物たち」が開催されました。一般参加者23名(遠くは大阪から)、菅平ナチュラリストの会(当実験所ボランティアスタッフ)14名、実験所技術職員3名と町田龍一郎特命教授(筑波大学生命環境系)が参加しました。
例年に比べ積雪は少なかったですが、天候は晴天で暖かく、歩きやすい観察会日和でした。観察会では、事前に町田先生から説明のあった観察会のポイントである草原の遷移、大明神寮、アニマルトラッキング(動物の足跡からその行動などを調べること)を含め、落葉痕、冬芽、ヤドリギ、鳥などの説明をボランティアスタッフが適宜行いながら大明神の滝(※)まで歩きました。滝は完全凍結しておらず、氷結途中の状態でしたが、参加者からは「凍る経過が分かるので珍しくて良い」と、また、初参加の方からは「夏や秋の観察会にも来てみたい」と、まずまずの感想をいただきました。
(文/菅平ナチュラリストの会 上原秀子)
※大明神の滝は実験地内にあるため、通常は非公開となっています