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瀬戸健介さんと出川洋介准教授が日本菌学会平塚賞を受賞

瀬戸健介さん(現ミシガン大学日本学術振興会海外特別研究員PD、筑波大学生命環境科学研究科生物学専攻(菅平高原実験所在籍)卒業生)、出川洋介(筑波大学生命環境系)らのツボカビの分類に関する論文が、日本菌学会平塚賞を受賞しました。

受賞論文:Kensuke Seto & Yousuke Degawa (2018). Pendrichytrium sphaericum gen. et sp. nov. (Chytridiales, Chytridiomycetaceae) a new chytrid parasitic on the diatom Aulacoseira granulata.

Mycoscience 59: 59-66>> 論文情報はこちら

同論文は、瀬戸さんの博士論文の一部を公表したもので、湖沼に生息する珪藻に寄生するツボカビについて、宿主の珪藻との二員培養を確立し、透過型電子顕微鏡による遊走子の微細構造の観察および分子系統解析を慎重に進めた結果、全くの新しい菌であることが判明し、新属新種を提唱したという内容です。オリジナリティかつクオリティの高い研究との評価を受け、日本菌学会平塚賞の受賞となりました。

また、瀬戸さんは、2020(令和2)年度の日本菌学会奨励賞も受賞しました。コロナウイルス感染症の影響で本年の年次大会が中止となったために、奨励賞受賞講演が、Youtube で一般公開されています(期間限定)。

一般社団法人日本菌学会>> 日本菌学会賞・日本菌学会奨励賞の受賞講演ビデオ動画公開はこちら

瀬戸さんは本学大学院を卒業後、東邦大学、横浜国立大学でのPDを経て、現在ミシガン大学に留学しており、ツボカビや原始的な菌類の多様性やゲノム解析に関する世界の先端を行く Timothy James 博士の研究室で海外特別研究員として活躍中です。

(文責 出川)

日本菌学会平塚賞(提供 出川洋介)
日本菌学会平塚賞(提供 出川洋介)

 

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