塩田の学習会「塩田平ため池群に咲く花の歴史的価値と外来植物対策」が開催される

10月25日(日)、塩田公民館(長野県上田市中野)にて、塩田の学習会「塩田平ため池群に咲く花の歴史的価値と外来植物対策」が開催されました。本講座は、塩田地域の豊かな自然を学ぶとともに、近年増えている外来植物について知識を深めようと、塩田まちづくり協議会環境保全部会が企画したものです。講師は菅平高原実験所の田中健太(筑波大学生命環境系 准教授)が務め、60名を超える市民らが熱心に耳を傾けました。

約一時間半の講演では、生物多様性を維持する必要性や、全国的に草原が減少していること、住民が長年大切に管理してきた塩田地域のため池周辺の自然が貴重であること、外来植物対策などについての話がありました。講演後、参加者からは特定外来生物や草刈りなどに関する多数の質問と感想が寄せられ、ふるさとの自然への関心の高さが感じられました。

当日は、信濃毎日新聞社、週刊上田新聞社、信州民報新聞社が取材にこられました。また、上田ケーブルビジョンでも後日取り上げられるとのことです。

地元を中心に、大勢の方が集まりました。コロナ対策をしつつの実施となりました

地元を中心に、大勢の方が集まりました。コロナ対策をしながらの実施となりました

 

講師を務めた、田中健太准教授

講師の田中健太准教授

 

これまでの研究成果の報告とともに、魅力ある塩田地域を次世代に残すためにはどうしたらよいか、参加者に問いかけました

これまでの研究成果の報告とともに、魅力ある塩田地域を次世代に残すためにはどうしたらよいか、参加者に問いかけました

 

講演後は、たくさんのご質問とご感想が寄せられました

講演後は、たくさんのご質問とご感想が寄せられました