「冬のけもの塾 in 菅平高原」が開催される

2月20日、菅平高原実験所にてイベント「冬のけもの塾 in 菅平高原」が開催されました。本イベントは(一社)長野県観光機構主催、上田市共催として実施され、運営はNPO法人やまぼうし自然学校が行いました。

当初は2日間の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため日程を変更して実施しました。参加人数は72人で、全て長野県内からの参加でした。

午前中はフィールドワークを行いました。野外ではニホンリスとキジの実物に出会えたほか、ニホンリス・キジ・テン・キツネ・ノウサギの足跡を見ることができました。また、ニホンジカの食痕・角痕も発見しました。

参加した子供たちは自然や足跡を観察したり、足跡を計測・スケッチしたりして楽しみました。子供たちからは「色々な生き物を見られた」「同じ生き物でも足跡の幅が様々だった」「巣穴が見つかった」「イノシシやシカの足跡が少ないことが、低地と違っていて驚いた」などの感想がありました。

午後は、「けもの塾」の塾長で、「ざんねんないきもの事典」を監修された今泉忠明先生によるオンライン・トークショーが行われました。トークショーでは今泉先生に動物たちの生態を解説いただき、そのあと、子供たちのスケッチの講評や、子供たちからの活発な質問に答えていただくなどしました。

当日の様子は、2月21日付の信濃毎日新聞に掲載されました。

草原にて(写真提供:やまぼうし自然学校)

草原にて(写真提供:やまぼうし自然学校)

足跡を観察して記録(写真提供:やまぼうし自然学校)

足跡を観察して記録(写真提供:やまぼうし自然学校)