市民向け講座「キノコの世界」が開催される
2021年6月、まちなかキャンパスうえだ市民向け講座「キノコの世界」が Zoom(ズーム)にて開催されました。 本講座はオンライン講座として実施し、第1回(6月22日)は13名、第2回(6月29日)は16名の方に県内外からご参加いただきました。
第1回ではまず「キノコとは何か?」をテーマに、講師の出川洋介准教授(筑波大学 生命環境系)より、微生物としてのキノコに関する講義を行いました。また、後半では「キノコの分類・名前の調べ方」として、様々なキノコを紹介しながら、どのような点に着目して調べればよいかについて解説しました。
第2回では、「キノコの生態(自然界での役割)」と題して、腐生菌、寄生菌、共生菌の解説を中心に、キノコの果たす役割について考えました。また、菅平菌学研究室の学生による糞生菌や冬虫夏草についての解説もありました。
時折チャット機能で参加者からいただいた質問に答えつつ、オンラインながらもなごやかな雰囲気の講座となりました。続編を希望する声も寄せられたことから、当実験所では今後もコロナ禍に対応した企画を検討していきたいと考えています。
※上記画像提供 出川洋介