「峰の原の草原をつくろう! Vol.7」が開催される
2021年9月26日、長野県須坂市峰の原高原にて、イベント「峰の原の草原をつくろう! Vol.7」が開催されました(主催:峰の原高原観光協会、協力:峰の原高原MiNe(マイン)/NPO法人やまぼうし自然学校/筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所)。当日は検温や消毒、室内の換気など、感染対策に留意しつつ実施しました。
今回は講師に松田貴子さん(安曇野市豊科郷土博物館 学芸員)をお迎えし、まずは草原の成り立ちや歴史、峰の原高原の草原の価値などについてお話を伺いました。また、松田さんが野外で採集したノコンギクの舌状花と筒状花をルーペで観察し、その違いを学びました。
その後、外に出て、在来山野草の保全活動を行っている草原を観察しました。雨が降りしきるなか、標高1500mの草原は肌寒く感じましたが、マツムシソウ、ウメバチソウ、エゾリンドウ、アキノキリンソウ、カワラナデシコなど、多くの花を見ることができました。
この日の参加者はスタッフを除いて17名でした。野外から戻ったあとは手作りの季節のお弁当とデザートをいただき、あいにくの天気とはなりましたが皆さん晴れやかな笑顔で解散となりました。
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松田貴子さんによる講演
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ノコンギクの花を全員で観察
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向かって左の2つが筒状花、右が舌状花。小さいのでルーペを使用
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保全活動をしている草原にて
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雨のため、予定していたルートを縮小してじっくりと観察しました
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ノコンギク。淡い紫色が素朴な雰囲気
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ヤマハハコ。そろそろ終わり
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松田さん(左)による、花の解説
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マツムシソウ。ワレモコウも秋を感じさせます
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マツムシソウの花を手に取って観察
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エゾリンドウ。こちらは濃い紫色が鮮やかでした