草原のつながり ~人と自然が織りなす歴史遺産~(令和3年度筑波大学山岳科学センターシンポジウム)

【2022.3.11追記】チラシを掲載しました。

【2022.3.9追記】開催方式の変更に伴い内容を一部変更しました。

草原は、人と自然のつながりによって歴史的に維持されてきた自然であり、豊かな生態系が形成されています。そうしたつながりから、私たちの社会や文化に様々な恵みがもたらされています。

この100年間で草原の利用が大きく減少し、草原生態系が危機に瀕しています。草原の生態系のつながり、生き物のつながり、私たちとのつながりなど、「草原のつながり」についていろいろな角度から光をあてることで、私たちの暮らしがどのように草原とつながっているかを探ります。

主催:筑波大学山岳科学センター

共催:長野県環境保全研究所

協力:菅平高原観光協会、峰の原高原観光協会、菅平旅客索道協会、菅平牧場、仁礼会、根子岳・四阿山保全協議会、やまぼうし自然学校、上小森林認証協議会、勉強会ゼロ、上田ロータリークラブ、筑波大学山岳科学学位プログラム、JaLTER(日本長期生態学研究ネットワーク)、全国草原再生ネットワーク、日本茅葺き文化協会、日本生態学会

後援:上田市、須坂市、環境省 信越自然環境事務所

日時 2022年3月27日(日)開場12:30 講演・質疑13:00~17:30

開催方式 生中継によるオンライン配信(Zoomウェビナー)

当初はハイブリッド方式を予定していましたが会場開催を中止し、オンラインのみで開催いたします。

参加費 無料

申込方法 下記のフォームにメールアドレスなどを入力してお申し込みください。

こちら>> https://docs.google.com/forms/d/1MP9xAOhfFmhkHQmSdNekOcfKU3UswbRftx3CAeLg3Q4/

フォームへの入力が難しい場合や、入力して数日経っても連絡がない場合は、下記にご連絡ください(オンライン開催につき、こちらから参加リンクをお送りする際にメールアドレスが必要となります)。

当日のお問い合わせ(2022.3.27追記) 
筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所
TEL 0268-74-2002
メール suga-jimu@msc.tsukuba.ac.jp

お問い合わせ 筑波大学生命環境エリア支援室

TEL 029-853-4561(平日9~17時)

メール msc-jimu#@#msc.tsukuba.ac.jp(#@#を@に置き換えてください)

申込締切 なし(2022.3.11変更 全面オンライン開催決定に伴い申込締切をなしとしました)

録画配信(2022.3.27追記)

後日すこし時間のたったタイミングで録画の配信も予定しております。その際はホームページにもご案内いたしますし、参加された方には個別にご連絡差し上げます。当日参加されない方でも、上記の申込フォームにご入力いただき、「後日視聴希望」等と書いていただければ、個別にご連絡を差し上げます。

プログラム

13:00-13:10    挨拶

13:10-13:40    「草原の日本文化」須賀 丈(長野県環境保全研究所)

13:40-14:10    「阿蘇草原の水利用:草原の維持は水源涵養に役立つのか?」宮沢 良行(九州大学)

14:10-14:40    「茅場草原の利用と茅葺き文化の継承」松澤 朋典(小谷屋根) 

14:40-14:50    休憩

14:50-15:20    「スキー場を核としたグリーンシーズンツーリズムの展開」呉羽 正昭(筑波大学山岳科学センター)

15:20-15:50    「地域再生が叫ばれる時代に、草原再生を進める意味と方法」白川 勝信(芸北 高原の自然館) 

15:50-16:20    「草原とともに消えゆく莫大で未知な遺伝資源」田中 健太(筑波大学山岳科学センター)

16:20-16:35    休憩

16:35-17:30    質疑応答 *オンラインで集めた質問を司会が選んで紹介

開催判断・感染対策 

当日に以下のいずれかが該当する見通しの場合には全面オンラインに切り替えます。切り替えの際は、お申し込みいただいた方に電子メールなどでご連絡します(2022.3.9 下記の基準での現地開催が見通せないと判断し、全面オンライン開催に変更しました)。

●長野県に緊急事態宣言

●長野県にまん延防止等重点措置(2/25現在の指定期間は3/6まで)

●上田圏域の感染警戒レベルが4以上