筑波実験植物園内の花粉輸送ネットワークの解明~園外の一部の外来植物が植物園内の保全植物の繁殖を脅かす恐れ~
2022.9.2
堀内勇寿博士(研究当時:筑波大学博士後期課程3年、国立科学博物館特別研究生)、上條隆志教授(筑波大学生命環境系)、独立行政法人国立科学博物館の田中法生 研究主幹(植物研究部 多様性解析・保全グループ)らの共同研究により、筑波実験植物園内のハナアブ類による植物花粉輸送ネットワークを解明し、この研究成果が論文発表されました。この中で、筑波実験植物園外の一部の外来植物が保全植物の繁殖に影響を及ぼす恐れがあることなどを明らかにしました。
【発表論文】
表題:Generalist flower-visiting hoveflies as non-negligible actors in pollen transport network in a botanical garden: verification of a hoverfly pollen transport network using pollen DNA barcoding.
著者:Yuju Horiuchi, Chikako Ishii, Takashi Kamijo, Norio Tanaka
掲載誌:Arthropod-Plant Interactions
(URL)https://link.springer.com/article/10.1007/s11829-022-09896-y
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