生物学特講が行われる(教育学学位プログラム)
2022年9月6日~9日、教育学学位プログラム理科教育専攻の実習「生物学特講」が菅平高原実験所で開催され、コロナ禍の下、安全管理に気を付けながら4名の大学院生が無事に受講を完了しました。
前半は横井智之先生(生命環境系 助教)が担当し、昆虫採集・昆虫標本作製に挑戦しました。広大な奥ダボスの高原で、秋の七草を観察しながら捕虫網で様々な昆虫を採集しました。
2日目はあいにくの悪天候で、午前中は菅平湿原にある菅平高原自然館を見学し、午後から昆虫標本を作りました。100均の素材を工夫した標本箱を作り、標本を収めました。後半は出川洋介(生命環境系 准教授)が担当して、菌類の採集や観察に取り組みました。
3日目も雨天でしたが、大明神の滝(通常非公開)まで往復し、多様なキノコを採集したり、コケやシダとともに観察したりました。午後は悪天候だったためプログラムを変更し、キノコとともに、発酵食品に関わる微生物も顕微鏡観察しました。
実習の成果として、自然観察に関する自己学習教材の作成に取り組みました。4人4様大変、個性に富んだ、力作がそろっていますので、ぜひ、解答に挑戦してみてください。
文・出川洋介
この実習の成果はこちら>> 自己学修のための各種コンテンツ(令和4年度生物学特講/受講生制作ワークシート)