全国演習林協議会秋季総会が開催されました
9月21日(水)に全国演習林協議会秋季総会が茨城県つくば市にあるつくば国際会議場にて開催されました。
全国演習林協議会は、「森林科学を中心とする教育研究の発展に資するため、演習林等に関する調査及び研究を行い、各大学相互間の連絡を図り、あわせて演習林等の整備並びに改善の促進を期すること」(全国演習林協議会HPより引用)を目的としています。当日は全国各地、各大学演習林で活躍される教員、技術職員の方々が一堂に会しました。午前中は理事会をはじめとする各種委員会が、午後は総会が開かれ各議題において闊達な意見交換が行われました。
総会では各分野で高い功績を収めた技術職員へ送られる森林管理技術賞の授与式が行われました。各受賞者の功績については後日全国演習林協議会のホームページ にて掲載されますので、ご覧ください。なお、筑波大学からは八ヶ岳演習林に勤務する井波技術専門職員が植物誌編纂と希少種の保全活動に対する功績が認められ学術貢献賞を受賞されました。受賞、おめでとうございます。
9月22日(木)は全国演習林協議会秋季総会のエクスカーションが筑波山にて実施されました。筑波大学上條隆志教授と指導学生によって、筑波山における植生の特徴などを解説していただきました。上條先生および学生の皆様、エクスカーションの準備および当日の解説に感謝申し上げます。
植物は、その土地の気候や土壌によって生育する種が変わるので、参加者それぞれが勤める演習林とは異なる植生を前に活発な質疑応答が交わされていました。
筑波山でのエクスカーションをもって、2日間の全国演習林協議会秋季総会が全て終了しました。ご参加いただいた各演習林の皆様、ご参加ありがとうございました。また、当日はもちろんですが、準備に奔走していただいた事務職員の皆様もありがとうございました。