消防訓練の実施
2022年10月14日、菅平高原実験所で消防訓練を実施しました。教職員11名、常駐学生13名の計24名が参加しました。
訓練にあたっては、所轄の真田消防署より3名の署員の方々にご指導いただき、大規模地震による火災を想定した避難訓練、消火器使用訓練および屋外消火栓からの放水訓練を実施しました。いつ発生するかわからない災害時において迅速に対応し、被害を最小限に防止できる体制作りを目指し、所内の防災意識の高揚を図ることを目的としています。
普段、なかなか消防関係の設備に触れることがありませんが、訓練を通じて避難ルートの確認や初期消火の知識・技能の習得、自衛消防隊の役割などを確認する良い機会になりました。消防署員の方の講話のなかで「避難後、逃げ遅れた人を救出しようと現場に戻ってはいけない」という言葉が印象に残りました。
防火管理の原則である「自らの命、身体、財産は自らが守る」ということを常に念頭に置きながら災害に備えることが大切です。菅平高原実験所では、今後も恒例的に訓練を実施し、防災意識の向上に努めていきたいと考えています。