動物分類学野外実習を実施中

【2023.7.29追記】2023年7月29日発行の信濃毎日新聞(東信版)にこの実習の記事が掲載されました。

信濃毎日新聞デジタル>> 昆虫の分類 菅平で磨く知識 筑波大実験所で学生らが採集・標本作り(有料会員記事)

2023年7月24日(月)~29日(土)、菅平高原実験所にて、動物分類学野外実習(学部生対象)および節足動物学野外実習(大学院生対象)が行われています。担当教員は八畑謙介(生命環境系 講師)、佐藤幸恵(同 助教)、町田龍一郎(同 客員研究員)です。

動物界の約3/4の種類数を占める昆虫類。地球上で最も繁栄した分類群といわれています。この実習はその全32目中29目の実物を野外で採集して、形態的・分類学的特徴をじっくり観察できる日本で唯一の実習となっています。

また、この実習は全国の学部生および大学院生を対象とした公開実習です。今年は筑波大学から16名、信州大学2名、東京農業大学2名、名城大学1名、早稲田大学1名の計22名が参加しています。

滞在期間折り返しの27日、学生らは菅平高原実験所のフィールドへ出て、草原と森林を抜け大明神の滝(通常非公開)へ向かいました。滝で涼んだ後、岩陰ではガロアムシ、歩道脇の斜面ではコムシ、アカマツ周辺ではラクダムシを探し、他でも講師のアドバイスを受けながら思い思いに捕虫網を振っていました。

午後は実習室に戻り、標本作製や、顕微鏡で観察してスケッチなどしていました。学生たちは皆集中して、黙々と取り組んでいました。

猛暑で標高1300mの菅平でも日なたは少し汗ばみますが、林のなかではひんやりとした風を感じ、実習室もエアコンなしで過ごせます。残りの3日間、皆さんが夏ならではの実習に思い切り打ち込めることを願っています。

実習室を出ればすぐにフィールド
実習室を出ればすぐにフィールド
草原から奥に見える森へ
草原から奥に見える森へ
歩きながら採集
歩きながら採集
気になる虫を捕まえる
気になる虫を捕まえる
アカマツの樹皮をめくってラクダムシの幼虫を探す
アカマツの樹皮をめくってラクダムシの幼虫を探す
コムシを探す学生たち
コムシを探す学生たち
採集した昆虫を実習室で整理
採集した昆虫を実習室で整理
たくさんの図鑑を使って種類を調べる
たくさんの図鑑を使って種類を調べる
班ごとに見つけた目(もく)をチェック
班ごとに見つけた目(もく)をチェック
実体顕微鏡で細かな部分まで観察しスケッチを仕上げる
実体顕微鏡で細かな部分まで観察しスケッチを仕上げる