開催報告|市民向け講座 大豆を用いた発酵食品の多様性(まちなかキャンパスうえだ)
2024年2月16日、まちなかキャンパスうえだにて、市民向け講座「大豆を用いた発酵食品の多様性」が開催されました。この講座は長野県上田市との協働により開催され、筑波大学山岳科学センターが企画・運営しています。当日は会場で14名、オンラインで13名が参加しました。
講師は菅平高原実験所の出川洋介(生命環境系 准教授)と、有限会社塩屋醸造(長野県須坂市)の奥西宏太さんが務めました。出川からは大豆を原料としたさまざまな発酵食品の解説があり、長野県や岐阜県で取材した味噌玉の紹介もありました。奥西さんには、かつて菅平菌学研究室在籍時に取り組んでいた味噌玉の研究成果を中心にお話しいただきました。
質疑応答では会場とチャットからたくさんの質問が寄せられ、講師は対談しながらひとつずつ答えていました。
また、会場には講師が持参した発酵食品の試食コーナーが設けられました。講座後、会場参加者は味を確かめながら講師にさらに質問していました。参加者からは「貴重な時間となった」「また開催してほしい」といった声が寄せられました。
当日は上田ケーブルビジョンの収録があり、後日放送予定です。