公開講座|菌類相調査入門編 ―自然界のキノコ・カビの多様性を調べよう―

【2024.5.7追記】この講座は定員に達したため受付を終了しました。

筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所では、設立以来の約90年間、敷地内や近隣地域に生息する生物相の解明に努めてきました。しかし、キノコ、カビ、コウボなど、「菌類」の調査はまだ遅れています。

本講座では、菌類の分類学、生態学の基礎的な講義を行い、フィールドで菌類を観察、採集し、顕微鏡を使って同定する一連のプロセスを実習で学びます。さらに、地域の生物多様性調査の重要性や、市民参加型調査による学術的貢献への可能性を考えます。

■日時と内容:
第1回 2024年6月1日(土)17:30~20:00 オンライン講義
菌類相調査および市民参加型調査の概説、菌類分類学概論、菌類生態学概論
第2回 2024年6月2日(日)10:00~15:00 現地での実習
菅平高原実験所のフィールドでの観察採集、顕微鏡観察とまとめ

■講習料:2,000円
※一日のみの参加でも講習料は満額となります。ご了承ください。

■定員:30名(高校生以上)

■講師:出川洋介(筑波大学生命環境系/山岳科学センター菅平高原実験所 准教授)

■お申し込み:5月1日(水)~15日(水)の期間に、①氏名 ②住所 ③電話番号 ④メールアドレスを明記のうえ、メールで下記へ。ご参加の可否について数日以内にご返信します。

■お問い合わせ・お申し込み先:筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所
長野県上田市菅平高原1278-294
TEL 0268-74-2002(平日9:00~17:00)
メール suga-jimu#@#msc.tsukuba.ac.jp(#@#を@に置き換えてください)