気候変動に伴うニホンザルの採餌行動の変化:NHKの高解像度映像とDNA新解析手法が明らかにする上高地ニホンザルのイマ

筑波大学生命環境系竹中將起助教と信州大学理学部生物学コース松本卓也助教の研究室、およびNHK自然番組「ダーウィンが来た!」・「ワイルドライフ」の撮影クルー(NHK エンタープライズ自然科学部への制作委託)が共同研究体制を構築し、冬季の上高地のニホンザルの行動、生態についての撮影に挑み、その詳細を明らかにしました。行動学、DNA 解析、そして高度な撮影技術。三者の強みをいかした共同研究です。

 

題名:Impact of climate warming on the foraging behavior of northernmost distributed primates

著者:Ema NAGAHARA+, Ayaka TSUCHIHASHI, Takumi YOSHIDA, Kosuke HAYASHI, Genki YAMADA, Takayuki OGURA, Mone ITO, Hirokazu KURIHARA, Koji TOJO, Takuya MATSUMOTO*, Masaki TAKENAKA+,* (+ Co-First Author, *Co-Correspondence)

掲載誌:Scientific Reports

発表年:2025年

Doi:10.1038/s41598-025-09308-0

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