開催報告|2026秋の自然観察会 秋の草原と森の観察、そして滝へ

2026年10月10日、菅平高原実験所にて秋の自然観察会「秋の草原と森の観察、そして滝へ」を開催しました。夏、秋、冬と、1年に3回実施する自然観察会は実験所ボランティアスタッフ「菅平ナチュラリストの会」(以下、ナチュラリスト)が企画しています。当日はナチュラリスト24名がガイドや受付など運営にあたり、技術職員3名がサポートしました。

今回は多くのお申し込みがあり、受付初日で定員がうまってしまいました。参加者は33名で、群馬、千葉、神奈川からはるばる来られた方もいました。この日は快晴に恵まれ、参加者はミズナラとシラカンバの輝く黄葉の下に集合し、グループに分かれてナチュラリストと一緒にスタートしました。

ツキヌキソウやカラフトイバラの紹介、自然の移り変わりの解説、登録有形文化財「大明神寮」と柿渋塗りの説明があり、一行は草原から森へ入りました。赤く色づいたヤマウルシやツタウルシの葉、コシアブラの黄葉、チョウセンゴミシやミヤマイボタの果実などを観察しながら渓谷を進み、やがて敷地奥の大明神の滝(通常非公開)に到着しました。勢いよく流れ落ちる水の前では聞き取りやすいよう、ナチュラリストがマイクを使って地形の説明をしました。参加者は写真を撮ったり、一休みしたり、周囲の木々やキノコを観察したりして楽しんでいました。

復路では、倒木にオレンジ色の変形菌がたくさん生えているのを見つけたグループがありました。参加者はルーペで観察し、「きれい!」と歓声をあげていました。

観察会後に参加者からは、「時間を忘れて楽しめた」「植物の名前を知ることができてよかった」「滝に感動した」「ガイドからたくさん話を聞けた」「冬も参加したい」といった感想が寄せられました。ナチュラリストも反省会を行い、よかった点と課題をあげて次回に活かすことにしています。

次回の観察会は2月です。皆様のご参加をお待ちしています。

観察会がスタート

観察会がスタート

青空の下での観察会

青空の下での観察会

カラフトイバラ(ヤマハマナス)の果実

カラフトイバラ(ヤマハマナス)

草原の移り変わりについてナチュラリストが解説

草原の移り変わりについてナチュラリストが解説

歩道近くの植物を説明するナチュラリスト。これはホオノキ。

歩道近くの植物を説明するナチュラリスト(左)。これはホオノキ。

ミヤマガマズミ

ミヤマガマズミ

ヤマウルシ

ヤマウルシ

自然を観察しながら輝く森を進む

自然を観察しながら輝く森を進む

ミズナラ

ミズナラ

大明神の滝に到着(実験地内につき通常非公開)

大明神の滝に到着(実験地内につき通常非公開)

滝の周辺にはキノコや変形菌があった

滝の周辺にはキノコや変形菌があった

復路、ルーペやカメラを手に集まる人たち

復路、ルーペやカメラを手に集まる人たち

視線の先にはきれいな変形菌!

視線の先にはきれいな変形菌!

手作りの資料で説明するナチュラリスト

参加者から感想を聞く

参加者から感想を聞く