静岡県と筑波大学山岳科学センターとの南アルプスの自然環境保全等に関する連携協定締結
筑波大学山岳科学センターは、3月22日に静岡県と標記の連携協定を締結しました。
本協定の目的は、「南アルプス」の貴重な自然環境や生態系の保全に関する諸課題に対応し、地域の研究を推進することにより、ユネスコエコパークに登録された本地域が、「世界の宝」としてより良い形で未来に引き継いでいくこととしています。
山岳科学センターでは、静岡県が設立した「南アルプス学会」への委員派遣のほか、フィールドステーションの一つである井川演習林(所在地:静岡市葵区井川)では、これまでニホンジカ対策としての試験捕獲等で静岡県と連携した取組を実施してきました。
この度、この関係をより強固かつ明確なものとし、上記を目的として一層の発展を図るために連携協定を締結しました。今後は南アルプスの自然環境保全のために幅広い分野で連携を行い、社会貢献を進めていきます。