公開実習「陸域生物学実習」をレポート!

2月17日~21日、筑波大学生物学類を対象とした「陸域生物学実習」が行われました。本実習は筑波大学山岳科学センター教育関係共同利用拠点公開実習として、他大学の学部生及び大学院生(大学院生には「動物学野外実習」として実施)にもオープンされています。今回は、筑波大学生物学類から20名、東邦大学理学部生物学科から7名、名古屋大学理学部物理学科、化学科からそれぞれ1名、日本大学生物資源科学部生物環境工学科から1名の、計30名が履修しました。

暖冬のため、実習の目的の一つであるアニマルトラッキングができるかどうか心配していましたが、実習期間中は十分な冷え込みとなり、キツネ、リス、テン、イノシシなどの多くの足跡や生活痕を観察することができました。雪中での熱心な観察を通して、受講生は目を輝かせいろいろな「自然」を感得していました。(文 町田龍一郎)

大明神の滝(通常非公開)にて

大明神の滝(通常非公開)にて