からすの学校「地衣類と菌類学習会」が開催される

11月28日(土)、長野県安曇野市にて、一般財団法人 公園財団長野県烏川渓谷緑地が主催する「第135回 からすの学校/地衣類と菌類学習会」が開催されました。今回は、今年の春に菅平高原実験所にて地衣類の研究で博士号を取得した升本宙さん(現 日本学術振興会特別研究員)がメイン講師を務め、地衣類概説ののちフィールド観察を行いました。

コロナ禍の中、レクチャーは緑地近くの「ほりでーゆ~四季の郷」の広い部屋をお借りし、マスクの着用を徹底するなど、安全対策を取って実施しました。途中、小雨も降りましたが晴れ間ものぞき、25名の事前申し込みの方々は皆、非常に熱心にご参加下さり、フィールドでは最後まで質問が絶えませんでした。

本学大学院生の細野天智さん、前川直人さん、李知彦さんもサポートスタッフとして参加し、地衣類に加えて、キノコやカビ、植物寄生菌や蘚苔類などについても解説してくれました。環境管理事務所の方々、コロナ対策の細やかなご配慮を有難うございました。

(写真・文/出川)

室内でのレクチャー

室内でのレクチャー

野外に出て、地衣類などの観察(中央 升本さん)

野外に出て、地衣類などの観察(中央 升本さん)

大学院生による解説(左:李さん)

大学院生による解説(左:李さん)