開催報告|市民向け講座 古くから続く植生の歴史的価値(まちなかキャンパスうえだ)

2022年6月18日、まちなかキャンパスうえだにて、市民向け講座「古くから続く植生の歴史的価値」が開催されました。この講座は長野県上田市との協働により開催され、筑波大学山岳科学センターが企画・運営しています。

新型コロナウイルス感染対策として会場での参加は少人数とし、当日は7名が対面参加をしました。また、今回会場からオンラインで同時配信し、上田市を中心に県内外の30名が自宅などから参加しました。

この講座の講師は菅平高原実験所の田中健太(生命環境系 准教授)が務めました。2時間の講座のなかで、草原の成り立ちや草原を守る必要性、その方法など、さまざまな角度から草原の価値についてとり上げ、解説しました。質疑応答の時間には会場からもチャットからもたくさんの質問が寄せられ、ひとつずつ田中が回答しました。

講座中は一部オンラインの音声が途切れるなどのトラブルがあり、今後の反省点として活かしていきたいと思います。また、講座終了後は「面白かった」「草原の保護の必要性を感じた」などの感想をいただきました。

講座のようすは上田ケーブルビジョンで撮影され、後日放送される予定です。また、YouTube「筑波大学山岳科学センター」チャンネルでも後日公開します。

実施会場(まちなかキャンパスうえだ)のようす
講師の田中健太准教授