東京大学実習利用報告書より

2023年6月1日~4日、東京大学連携大学院・国立科学博物館の実習が菅平高原実験所で実施されました。

提出された実習利用報告書の公開許可に基づき、一部抜粋して報告します。

実習名:生物多様性生物学演習

担当教員:細矢 剛(東京大学連携大学院・国立科学博物館 准教授・部長)

受講人数:14名(大学院生)

●実習・セミナーの内容

菌類の幅広い多様性を実習を通じて理解することを目標に、現在知られる菌類の5門を野外で採集した資料と培養菌株を通じて観察した。

●実習の成果

観察した結果は、各自がスケッチを作成し、それを評価した。多くの参加者が15~20枚のスケッチを作成し、課題となっているほぼすべての菌門を観察することができた。

●菅平高原実験所を利用した感想など

例年と同様に、各自2台の顕微鏡が与えられ、十分な時間観察に使える環境は、菅平高原実験所に特有で、他にはないものです。食事も評判がよく、多くの学生が快適に過ごすことができ、集中して観察を行うことができました。また、機会があれば、利用させていただきたく存じます。